公務員から民間企業への転職する際は、職務経験がほとんど評価されません。
採用が決まった方も職務経験が評価された場合よりも、
将来への投資の側面が大きいかもしれません。
ただ、やりたいことがあって転職したい方ははじめから転職の候補があるかもしれませんが、
とにかく公務員として今の職場に勤務することは限界で、とりあえず転職したい方もいるでしょう。
そのような場合は、
なんてことになると思います。
そのような場合に、比較的公務員から転職のハードルが低いと
思われる業界をまとめてみました。
転職したい先がなかなか見つからない方、
どこなら転職できるんだろうと悩んでいる方の
参考になればと思います。
転職に関する記事を読むと、
やりたい仕事や行きたい業界が決まってない場合は、
転職すべきでないというアドバイスがたくさんあります。
今の仕事がイヤだからと転職を繰り返していると、
仕事の経験が上積みされず、逃げの姿勢ばかりになってしまう
からだと思います。
ただ、公務員からの転職の場合、とりあえず今の職場から
逃げたいという人も多いと思います。
今の職場はイヤだけど、なんとかがんばれる方はそれでも
いいと思いますが、我慢しすぎて体に影響がでている方もいるかもしれませ。
そのような場合は、逃げたらダメと考えず、
転職という選択肢を考えて見てください。
我慢し続けていると体を本当に壊してしまい、家族を悲しませてしまうかもしれません。
安定よりもあなたの生活が充実していることが、家族にとっても大事だと思います。
それではオススメの業界を説明していきます。
学習塾などの教育関係
学習塾の講師や職員の求人はコンスタントにあります。
これまで公務員として勤務してきたあなたは、
公務員になる時も、
大学入試の時も、
はたまた高校入試の時も
多くの試験を突破するために勉強を続けてきたと思います。
勉強してきた内容や勉強のやり方は、人に少し誇れる部分はありませんか。
教育関係は、公務員として過ごしてきたあなたの経験を
直接活かせる職場かもしれません。
自分で勉強することと人に教えることは確かに別です。
ただ、教えるスキルは身につけることもできます。
人の成長を間近で見れる仕事なのでやりがいも今よりでるかもしれません。
役所から仕事をうける業界
公共事業の受託企業やコンサルタント会社などは行政と仕事をする機会が多いです。
このような業界は行政側が何を求めているか、
どのような提案をすると採択されやすいかを考えないと仕事が増えません。
公務員として勤務してきたあなたは、内側の事情をよく知っています。
行政と仕事をする民間企業は意外に多くあります。
そのような企業では行政にアピールするポイントを知っている
人材を求めているかもしれません。
自分の経験がすぐに役立つ可能性もあるので、
行政から仕事を受注しているかというポイントで転職先を探してみるのもアリですよ。
士業
税理社や行政書士、司法書士などの業界になります。
これらの業界は企業や個人のために役所での手続きを代行します。
税理士なら税について、司法書士なら登記の内容について
法律や条文に詳しくないといけません。
これらの業界では役所が出す文書を理解して、顧客に説明しなければ
仕事になりません。
しかしながら、役所の文書はご存じのとおり訳がわからないくらい
難解です。
お役所文書の独特の内容を理解し、
顧客との仲介を行うことが仕事になるので、
これまでの経験が無駄になりません。
これらの業界では、役所と同じように地道な作業を正確に行うことが求められる
場合が多いです。
これまでの仕事に似ている部分もあるので、転職後は仕事にスムーズに入れる
可能性も高いですよ。
まとめ
公務員から転職する際に、比較的転職しやすいと思われる業界について紹介しました。
あくまでも他の業界や職種と比較すると公務員にも可能性があると思われる業界です。
それぞれの転職者の得意、不得意、経験などは違いますので、
自分自身が合いそうな業界を探すことが一番重要です。
また、民間企業に転職する際は、
残業時間や休日日数も気になるところです。
特に中小企業では残業代がでなかったり、休日出勤が多い企業もあります。
特定の業界がブラックだと考えるかもしれませんが、
そのような業界の中でもいい会社はあります。
印象だけで決めず、それぞれの企業のいいところ悪いところを比較しながら、
転職活動を進めていきましょう。