貯金がなかなかできないということはありませんか。
僕も20代のころは、飲み会や趣味を優先していたため、お金を貯まりませんでした。
貯まらないだけならまだしも、現金がなくなるとクレジットを使っていたため、毎月の収支は赤字だったと思います(家計簿なんてつけていなかったので、毎月の収支は分かりません。。)
今回はどのようにすればお金が貯まるのかの記事ですが、方法はいたってシンプルです。
お金を貯めるためには収入ー支出の金額をなるべく多くするだけです。この引き算の金額をどのように実現するか考えて見ます。
支出を削る方法
公務員の給与はなかなか自分の思うように上げることは難しいです。
民間企業のように売上ノルマがあるわけでもなく、若くて役員になるような異例の出世があるわけでもありません。また、副業をして収入を上げることも公務員には法律の壁があるため難しいと思います。
病気休暇をとりつつ、どこかでアルバイトをするようなあからさまな副業でない限り、密かに副業をしている公務員は一定数いるようですが。。。
収入を上げることが難しい場合は、出て行くお金を少なくする方が効率的です。
趣味にお金を掛けすぎていませんか
スキューバ-ダイビング、テニススクール、英会話などなど、僕が20代のころはいろいろな趣味というかスクールにお金を使っていました。
独身だと土日などの休みはすることもないので、いろいろな活動ができてしまっていました。
仕事以外の活動を広げることはいいことですが、お金のかかる活動ばかりをはじめると金欠になってしまいます。
あまりお金のかからない趣味を探すか、お金のかかる趣味は1つか多くても2つに絞るといいと思います。
どのくらい趣味にお金をかけるかは、自身の収入と貯めたい額によって決めるといいと思います。趣味にお金を掛けて、家賃や食費をなるべく節約してもいいと思います。
保険に入りすぎていませんか
公務員は安定した収入があるため、職場に営業にくる保険外交員の方も多いと思います。
保険会社のセールストークのまま、月何万円も保険料を支払ったりしていませんか。
老後を心配して個人年金保険に入りたくなりますが、保険は必要な時にお金を引き出せないデメリットもありますので、負担が大きい場合は見直しも必要です。
実際は保険を解約すればお金は戻ってきますが、加入してからの年数がたっていない場合は払った保険料の半分も戻ってこないことが多々あります。
スマホの料金は高すぎませんか
意外に毎月大きな負担になるものがスマホなどの通信費です。
3大キャリアを使っていると安くても毎月9,000円ほどはかかります。
格安simなど、3大キャリア以外の選択肢も増えてきましたが、通信速度への不安、乗り換え手続きの手間などからなかなか乗り換えができない人も多いのではないでしょうか。
ただ、UQモバイルやYモバイルなど、大手キャリアのサブブランドなら通信速度はかわらず、月額料金も数千円は安くなるので検討してみるといいかもしれません。
飲み会に参加しすぎていませんか
歓迎会、暑気払い、忘年会、新年会、議会お疲れ様会etc
公務員が参加する飲み会は意外に多いと思います。
民間企業であれば会社の公式な飲み会は会社側で費用をだしてくれる場合もありますが、公務員の場合は自分達で払わなければなりません。
役職が上の人が多く払い、年数が少ない人は負担が少ない傾斜負担を採用している職場も多いと思いますが、その場合も負担は0ではないですよね。
月1回程度ならそこまで負担にならないかもしれませんが、週1や週2,3回となってくる飲み会代だけで月に数万円はなくなってしまいます。
毎月の飲み会参加費を集計してみて、月数万円以上になる場合は参加する飲み会を考えた方がいいと思います。
毎月どのくらいお金を使っているか把握するためには、家計簿をつけることが必要です。紙に書いていくと時間もかかるので、家計簿アプリを使うことをオススメします。僕はMoneyForward Meというアプリを使っています。有料プランと無料プランがあり、有料プランの方がもちろん過去の記録などできることも多いですが、毎月の収支や何にお金を使っているかを把握するか程度であれば無料プランでも十分です。
収入を増やす方法
公務員が収入を増やす方法は正直かなり少ないと思います。
残業をがんばる(残業代が支給される場合に限る)
1番てっとり早く、しかも確実に収入を増やす方法は残業代を稼ぐことです。
民間企業では残業をなるべく少なくする流れになっています。
もちろん公務員もワークライフバランスを重視する流れはありますが、残業がまったくない職場はほとんどないと思います。
仕事をがんばる人にはより多くの仕事がきてしまう公務員の世界ですが、収入を増やして貯金をする、資産運用をして早期リタイアをするなど、目標があれば残業の苦労も少しは軽くなるかもしれません。
残業時間が多い職員を評価する風土はまだかなり残っていますので、もしかしたら人事評価もあがるかもしれません。
収入を上げるために仕事をがんばるのはいいことですが、あまりにかかえすぎると体が持たないかもしれません。残業を増やすにしても自分自身が消耗しすぎないようなコントロールは必要です。
まとめ
貯金ができない人に確認してもらいたいポイントを紹介しました。
20代のうちは給料を全部自分に使えることから、意識しないとほんとんどお金が貯まらない人もいると思います。
貯金をはじめてもなかなか貯まらなくて、やりがいを感じないかもしれません。
今回紹介した方法は基本的なことですが、基本的なことを少しずつ見直していくと無理なく家計の改善ができます。
ストレスを感じない範囲で改善を続けると、30代以降お金が貯まってくると思います。
もちろん30代以降の方も、貯金がなかなか貯まらないという場合は家計の改善を考えて見てください。何歳だからもう遅いということは決してありませんよ。
今回の記事は今30代の自分が、20代のころの自分にこうして欲しかったということを意識して書きました。20代のころは、本当に何も考えずお金を使っていました。今の若い人は賢いと思うので僕みたいな失敗はしないと思いますが、1年1回でも将来のために家計の状況を考えるといいかもしれません。